海豚座 Delphinus
連鎖 - 流星雨のプレリュード
Conjunction - The Prelude to a Meteor Shower
今日から続く星座はいるか座、おおいぬ座、かみのけ座。付随物語はこの 3つの星座をひとまとめにして「天の川」について語っています。上の画像、空の中央に立ち上がる川のように見えるのが天の川です。天の川って?
都会では見ることができないので、知らない人もいることでしょう。私も大人になるまで実際に見たことがありませんでした。天の川は「天の川銀河」ともいい、宇宙に多数存在する「銀河」の一つです。銀河って?
これは肉眼でも見える有名なアンドロメダ銀河。宇宙にはこのような「銀河」(いろいろな形があります)が 2兆個も存在するといいます。地球が存在する天の川銀河もこのような形だとすると、地球(太陽系)は中心部からかなり離れたところに位置しているといわれています。
冒頭写真の天の川は、天の川銀河の渦巻く「腕」を天の川銀河の中心方向に向かって眺めた姿なのです。
いるか座のシサスクのイメージは「連鎖 ー 流星雨のプレリュード」。 いるか座の領域には、目立つ天体がないようです。曲想から流星雨のイメージは浮かびますが、なぜ流星雨か。もしかして「いるか座流星群」があるのか?と気になって調べてみました。すると『1930年に米メリーランド州で「いるか座流星群」が目撃された。この流星群は 2013年 6月11日に再び出現するだろうという予測があったが、残念ながらほとんど見られなかった』という記録が見つかりました。1930年の目撃者はたったの 3人だけで、今では「幻の流星雨」「いるか座の流星ミステリー」などと言われているとのこと。
NASAのホームページは流石! 冒頭写真は「いるか座流星群」の予測の日に近い 2013年 6月15日に南米チリで撮影されたものです。 探してみるものですね。流星が天の川に雨のように落ちる、このように美しい光景に出会うことができたのですから。
シサスクも流石です。いるか座のサブタイトル「連鎖ー 流星雨のプレリュード」から、彼が 1930年の「いるか座流星群」の話を知っているのは間違いないでしょう。プレリュードとは前奏曲の意。いるか座を作曲したのは 1980年代で、まだ 2013年の再出現予測を確認する前のことだったわけです。「連鎖」の意味もいろいろに受け取ることができますね。
シサスクのいるか座の音楽では、無数の流星や連鎖反応する光線といったものを感じます。タッチや打鍵の速度によって微細な光から目の眩むような強い光までを、繰り返される音型によって何かが次々と現れては消えていく様子を表現できると思います。いるか座のすぐそばに天の川があるということを知っていると、銀河の中心の方向に吸い込まれていくような感じもします。とても小さな星座ですが見つけやすく(私は星空を見ると、必ず探し出します!)、不思議な魅力があります。
今日から続く星座はいるか座、おおいぬ座、かみのけ座。付随物語はこの 3つの星座をひとまとめにして「天の川」について語っています。上の画像、空の中央に立ち上がる川のように見えるのが天の川です。天の川って?
都会では見ることができないので、知らない人もいることでしょう。私も大人になるまで実際に見たことがありませんでした。天の川は「天の川銀河」ともいい、宇宙に多数存在する「銀河」の一つです。銀河って?
これは肉眼でも見える有名なアンドロメダ銀河。宇宙にはこのような「銀河」(いろいろな形があります)が 2兆個も存在するといいます。地球が存在する天の川銀河もこのような形だとすると、地球(太陽系)は中心部からかなり離れたところに位置しているといわれています。
冒頭写真の天の川は、天の川銀河の渦巻く「腕」を天の川銀河の中心方向に向かって眺めた姿なのです。
いるか座のシサスクのイメージは「連鎖 ー 流星雨のプレリュード」。
いるか座の領域には、目立つ天体がないようです。曲想から流星雨のイメージは浮かびますが、なぜ流星雨か。もしかして「いるか座流星群」があるのか?と気になって調べてみました。すると『1930年に米メリーランド州で「いるか座流星群」が目撃された。この流星群は 2013年 6月11日に再び出現するだろうという予測があったが、残念ながらほとんど見られなかった』という記録が見つかりました。1930年の目撃者はたったの 3人だけで、今では「幻の流星雨」「いるか座の流星ミステリー」などと言われているとのこと。
NASAのホームページは流石! 冒頭写真は「いるか座流星群」の予測の日に近い 2013年 6月15日に南米チリで撮影されたものです。 探してみるものですね。流星が天の川に雨のように落ちる、このように美しい光景に出会うことができたのですから。
シサスクも流石です。いるか座のサブタイトル「連鎖ー 流星雨のプレリュード」から、彼が 1930年の「いるか座流星群」の話を知っているのは間違いないでしょう。プレリュードとは前奏曲の意。いるか座を作曲したのは 1980年代で、まだ 2013年の再出現予測を確認する前のことだったわけです。「連鎖」の意味もいろいろに受け取ることができますね。
シサスクのいるか座の音楽では、無数の流星や連鎖反応する光線といったものを感じます。タッチや打鍵の速度によって微細な光から目の眩むような強い光までを、繰り返される音型によって何かが次々と現れては消えていく様子を表現できると思います。いるか座のすぐそばに天の川があるということを知っていると、銀河の中心の方向に吸い込まれていくような感じもします。とても小さな星座ですが見つけやすく(私は星空を見ると、必ず探し出します!)、不思議な魅力があります。
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