13. や座 Sagitta

矢座  Sagitta

動揺  Agitation

The Necklace Nebula

 や座の領域には、2005年に発見されたという「ネックレス星雲」があります。NASAのコメントには「宇宙の宝石」と記してあります。惑星状星雲で 15000光年にあるそうです。
 ただ、シサスクがや座の曲を書いたのは 1980年代ですから、当時、彼はまだこの星雲の存在を知らなかったわけですが・・。

 や座は全天で 3番目に小さい星座で、はくちょう座わし座の間にあって、均整がとれた形なので意外と見つけやすいそうです。人々は、古代ギリシャ時代からこの星座を矢と見立てていました。天の川の中にあるので、周囲はたくさんの星に囲まれてとても賑やか。そのことはこの星座に重なるように存在する球状星団 M71の画像を見てもわかります。



 や座のシサスクのイメージは「動揺」。

 矢がビュンビュン飛んでいくような素早い動きのある音楽ですが、天の川の無数の星たちに取り囲まれて、動揺している様子なのかもしれません。




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